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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.088 灘の酒蔵めぐり 厳冬編 〜灘三郷(西郷・御影郷・魚崎郷)〜 (2017.01)

 

 

楽酎会、今年の初イベントは昨年からの繰り越し企画である「灘の酒蔵めぐり」です。

真冬の好天の中、かっちゃん隊長、ランナー副隊長のもと総員8名で灘五郷のうち西郷・御影郷・魚崎郷の酒蔵を徘徊 散策してきました。

 

(参考-1:参加メンバー)

 

(参考-2:楽酎会仕様のパンフレット)

大石駅/阪神で11時集合。 Miwaさんは途中合流とのことなので7名でスタート。

 

■沢の鶴資料館

沢の鶴資料館は、古い酒蔵をそのまま資料館として昭和5311月に公開。

昭和55年には酒造り道具と共に兵庫県「重要有形民俗文化財」の指定を受け、多くの方々に親しまれておりました。残念ながら平成71月の阪神・淡路大震災によりいったんは全壊致しましたが、37ヶ月の歳月をかけ平成113月に復興再建。自然の恵みと先人達の知恵に培われた灘酒の伝統を今に伝えております。(沢の鶴HPから)

日本で初めて、株式会社大林組の技術である木造免震構造を採用しているそうです。

まずは酒造りのお勉強から

貸切です

展示室見学

想像していたより広いですねぇ

お待ちかねの試飲

冷酒・燗酒の温度定義

5℃ :雪冷え(yukibie)

10℃:花冷え(hanabie)

15℃:涼冷え(suzuhie)

2025℃:常温

30℃:日向燗(hinatakan)

35℃:人肌燗(hjtohadakan)

40℃:ぬる燗(nurukan)

45℃:上燗(jyoukan)

50℃:あつ燗(atukan)

5560℃:飛びきり燗(tobikirikan)

 

■神戸甲南武庫の郷(甲南漬資料館)

清水栄二氏設計により、1930(昭和5年)に当時の社長宅として建築されました。

阪神淡路大震災により当時の本店が倒壊、跡地を「こうべ甲南武庫の郷」として整備した際に、「美味伝承資料館」として再開して今日に至っております。

資料館内には灘五郷の地図、甲南漬の歴史や当時使われていた道具の解説のほか、建物内に「カルチャー倶楽部」「平介茶屋」「酒泉 木瓜」を擁しています。(高嶋酒類食品HPから)

お昼ご飯でーす

地酒セット 左から、白鶴(純米)、仙介(純米大吟醸)、大黒正宗(本醸造)

おにぎりセット(酒好きはこれが旨い!

平介定食(福々煮、鰆の味噌漬、他)

甲南漬

江戸時代の末期、本家嶋太助が御影東明での酒造業を創業しました。その影響を受けて、酒粕の仲介業をしていた初代嶋平介は、明治3年に焼酎の製造を始めました。この年を嶋酒類食品株式會社の創業年としています。

明治27年にはみりんの製造を、そして明治37年には自家製の良質な味醂粕と十分な酒粕で奈良漬の製造を開始。昭和5年に「甲南漬」の商標を登録して現在に至る。(高嶋酒類食品HPから)

miwaさん合流

ウォーキング再開

  

■神戸酒心館(福寿)

 

ノーベル賞授賞式で提供される「福寿 純米吟醸」

試飲してみましょう うーむ・・・

 

 

■白鶴酒造資料館

白鶴酒造資料館は、大正初期に建造、昭和443月まで本店壱号蔵として稼働していた酒蔵を利用しています。 (白鶴酒造HPから)

昔ながらの酒造工程や作業内容を立体的に展示し、歴史的な建物とともに現代に伝えています。

製造能力:原酒(アルコール約20) 900KL (1.8リットル瓶詰製品換算、約600,000本)

建築面積:1,098.95u(332.43) 延べ面積:1,951.13u(590.21坪)

お待たせしました 試飲です

この蔵の試飲は飲み放題?

 

■菊正宗酒造記念館

 

旧酒造記念館は、1659年に神戸・御影の本嘉納家本宅屋敷内に建てられた酒蔵を、昭和35年に現在の地に移築し、酒造記念館として保存・一般開放していたものです。館内には、国指定・重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」や所蔵する小道具類を展示していました。

平成7117日、旧酒造記念館は阪神淡路大震災によって倒壊。ただ不幸中の幸いとして、収蔵の酒造用具や小道具類は、がれきの下から一点一点丁寧に手作業で拾い出した結果、ほとんどが無事、あるいは修復可能な状態でした。

やがて全面建て替え工事の末、4年後の平成11125日に復興オープン。生まれ変わった記念館は、地上2階建て、耐火・耐震構造を備え、延床面積(既設「参考室」含む)1,400m2。屋根は本瓦葺、外壁や辻塀は焼杉板張り使用で伝統的な酒蔵をしのばせています。そして館内では、旧酒造記念館の柱や梁に使われていた、樹齢400年以上も経た柱や梁が随所に復活。来館者を酒造りの世界へといざないます。 340年以上変わることなく伝え継がれた「生もと造り」への熱い思いを、心ゆくまで体感して下さい。 (菊正宗HPから)

 

■浜福鶴吟醸工房 蔵開き祭2017

試飲〜物足りず・・・

しぼりたて原酒と純米吟醸酒を購入

乾杯〜 みんないい顔です

ジビエ(鹿肉だそうです)と漬物

かっちゃん隊長持参のつまみもいただきました

 

ゴールの魚崎駅

 

無事に「灘の酒蔵めぐり」を終了しました。

  副隊長:みなさんお疲れさまでした。

  隊長  :次、何処へ行くんだ?

  Kura  :次回は3月頃に・・・

  隊長  :なぁーん、このあと何処で呑むがけぇ

  副隊長:うーん・・・

 

皆さんのご想像どおり、これで終わるわけがありません。  ってことで、梅田に向かいました。

 

汐屋(梅田新食堂街)

 

Kura:さて、そろそろお開きの時間となってきました

     かっちゃん会長から締めのお言葉を・・・

会長 :え?、次行くの?

ランナー:・・・わし、もう帰るわ〜

 

ってことで、もう一軒

 

炉端焼 網衆(やんしゅう)  JR環状線ガード下

 

 

 

今度こそ解散

 

 

(私の) 距離:8.6Km、歩数12,193歩、階数:13階 でした。

 

今年の初イベントは昨年末からの繰り越し企画である「灘の酒蔵めぐり」にしました。

繰り越しというのは、いつものように「思い立ったが吉日!」で、募集期間(前日メール募集)と募集範囲(5名)に課題があった…[No.085 名水・名酒のまち、伏見へ]を参照。 また、再度イッシ―寿さんにイベント案内・募集メールを作ってもらったものの、諸事情のため中止になってしまいました。

今回は…案内は幅広く(32)、募集期間は長め(1週間 まだ短い?)、イベントの周知(Webでの参加・不参加) で企画することにしました。

でも…参加人数が多いと食事や見学施設での対応(10名以上は団体として事前予約)や、一週間先のお天気は???など別の課題があるのです。

個人的にはやっぱり「思い立ったが吉日」がいいな。 

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