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〜〜〜 くらさんの大阪うぉーきんぐ 〜〜〜

No.005 アートな港町・築港散歩

〜赤レンガ倉庫から日本一低い山・天保山登頂へ〜

大阪あそ歩 OSAKA ASOBO No.065

  

日本一低い山・天保山の山頂に登って、築港の歴史に触れてから、個性が光るアートスポットや港風情が漂う赤煉瓦倉庫や近代建築を巡ります。

まちを歩いていると、時折、遠くの方から聞こえてくる船の汽笛にも、そっと耳をすませてください。

前回の「なみはや大橋」は大阪市営地下鉄中央線の「大阪港」が起点・終点のコースでした。

次はどれにしようかとウォーキングマップを見ていると、またまた「大阪港」が起点のコースを見つけました。コースの半分は前回に廻った場所でした。

うーん、また大阪港かぁ・・・だったら、関連コース番号を記載しておいてくれたらいいのにねぇ・・・と思いながらも、天保山の初登頂を目的に出発しました。

地下鉄中央線「大阪港」からスタートです。

 

@ 天保山ハーバービレッジ

平成2(1990)開業。天保山大観覧車や世界最大級の水族館・海遊館などがあります。

大観覧車

海遊館

 

A 日本一低い山・天保山

天保2(1831)、淀川が運ぶ土砂堆積で、大坂市中に船が入れなくなったので浚渫が行われ、その土砂で築山されました。当初は十間(20メートル)ほどの高さで、高灯籠(灯台)が設けられ、「目印山」と呼ばれたといいます。やがて桜を植えて茶店が設置されると大坂でも有数の行楽地に。ところが安政元年(1854)にロシア軍艦ディアナ号が来航すると、攘夷の思想が高まり山を削り取って砲台を設置。西洋式の城塞となりました。

 

明治時代はまた平和な時代となったので、海水温浴場「海浜院」や天保山遊園などが出来ますが、すぐに廃れてしまい、戦後に公園として整備され、現在に至ります。天保山は戦後、地下水汲み上げで地盤沈下が起こり、昭和46(1971)7.1メートルだったのが、昭和52(1977)には4.7メートルまで標高が低下。

 

現在は4.53メートルで留まっています。平成5(1993)、地形図から山名が抹消されましたが、地元の熱烈な要望によって平成8(1996)に再掲載されました。国土地理院発行の地形図に、山名と共に載っている山の中では日本一低い山です。山頂に二等三角点があります。

天保山

1.標高:4,530mm 日本一低い山。 驚くことに、登山証明書も発行される。(でも、貰いに行く為に10

ほど歩かなければならない)

2.天保山登頂よりも、証明書を貰いに行く方が時間がかかる。(貰いにいったら閉店していた)

3.となりの休憩所の方が高い。(先に休憩所に行ったため、降りて山頂に至る羽目になった)

4.人工物だから山ではないと言い張る人も少なくない。(どうでもいいじゃないか…)

5.登頂には酸素ボンベが必携とされる。(空気が汚いため)

6.無酸素登頂も可能である。(無酸素登頂とは呼吸を止めて上ることである)

7.山頂の遥か上を高速道路が通っている。

8.出動回数ゼロの山岳救助隊がいる。(きっと…たぶん…そんな気がする…だったらいいな…)

ここが頂上だと思ったら「休憩所」だった。

頂上は階段を下りた所でした。

あの塔が頂上だと思ったら違っていました。

この表示板の足元に三角点があります。

 

以下のポイントは前回(No.004 絶景パノラマ360° 大阪湾空中散歩 〜海岸通からなみはや大橋まで〜)廻ったので割愛いたします。

B 港住吉神社

C 海岸通ギャラリーCASO

D 赤レンガ倉庫

E 築港高野山

F 築港温泉

 

その代りに天保山の岸壁を歩いてきました。

天保山大橋

対岸にUSJが見えます

観光船サンタマリア号

「海遊館」の西側にある「マーメイド像」です。

デンマークのコペンハーゲンにある「人魚姫の像」の4/5スケールだそうです。

コペンハーゲン港と大阪港の文化交流のしるしとして1995年にデンマークのビール会社「カールスバーグ」社から大阪市に寄贈されました。因みに「人魚姫の像」も「カールスバーグ」社がコペンハーゲン市に寄贈したものです。

大阪文化館・天保山

 

G piaNPO

大阪市港湾局の旧庁舎を利用した建物で、アジア初の大規模な国際交流・国際協力N P O(非営利組織)の拠点施設となっています。

パスしようとも思いましたが、ガイドマップに載っているので、行ってみましたが…マンション建設中になっていました。

piaNPO201221日から、大阪市中央区内本町に引越しいたしました。中央区内本町1丁目。

最寄り駅は地下鉄地下鉄中央線・谷町線の「谷町4丁目」駅。4番出口から歩いて4分。」  

…だそうです。(piaNPO HomePageより)

 

H 商船三井築港ビル/天満屋ビル

商船三井築港ビル:昭和8(1933)竣工です。3階建てですが、正面に見えている玄関のところが元の2階になります。2度の台風の影響で、前の道が盛り土されて、1階だったところが半地下のようになりました。今は1(以前の2)は、ギャラリーとして使われています。

天満屋ビル:昭和10(1935)竣工で、元は回漕店の社屋兼居宅として建設されました。このビルも商船三井ビル同様に整備された際、1階が半地下状態になったので2階のバルコニーだったところへ階段を取り付け玄関にしています。現在は喫茶店「ハaハaハa」が営業しています。 

天保山に登ったぞ〜! 積年の想いがようやく叶い、感無量!!

次回は休憩所から下るのではなく、麓から無酸素登頂を目指そうと思う今日この頃である。

 

【今日のアクティビティデータ】  歩数:12,893歩 距離:9.2km 移動階数:24階 

 

※この記事のマーカー「」以降は、ガイドマップからの転載です。

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