〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜 No.093 布引の滝 〜新幹線駅裏のハイキングコース〜 (2018.05) |
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■昨年、NHKのブラタモリ(この番組…すきです)で「神戸の港」をテーマにした番組を放送していた。 何故に神戸は1,300年も良港なのか?を探っていたが、その中で「赤道を越えても腐らない水」ということで布引貯水池を紹介していた(・・・たぶん) 今回、所用で新神戸付近に出向いた。 道路の案内版に「↑布引の滝」の表示があった。 限られた時間ではあるものの、近ければ行ってみようとWebで検索すると、「新神戸駅から徒歩5分で癒しの清流へ…」とのことであった。 地図で見ると往復30分で行ってこれるなぁ・・・ってことで神戸の「布引の滝」へ |
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■JR新幹線「新神戸駅」の裏側ということなので、駅構内に入ると「布引の滝」の表示がありました。 ■表示に従って「JRハイウェイバスのりば」側にぬけると、道路の壁に大きな案内表示! |
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■JR新幹線「新神戸駅」の裏側に出ます |
■駅の下に川が流れています |
■駅の裏側は森林です |
■表側の雑踏に比べ空気がヒンヤリしています |
■この坂を400m進むと「布引の滝」がある・・・はず |
■レンガ組の橋があります |
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■砂子橋(いさごばし 布引水路橋) ・国指定重要文化財 ・明治33年(1900年)3月竣工 ・三径間連続レンガアーチ橋
建設当初は、雌滝及び鼓ケ滝で取水した水を奥平野及び北野浄水場に導水するため、左岸に布設された8インチ及び24インチの導水管を右岸側に渡すことを目的とした水道橋でした。 その後、橋が神戸市道路管理者(建設局)に移管されて、現在では道路施設として位置付けられています。 (写真・出典:City of Kobe/神戸市水道局HPから転載) |
■完成当時の写真 |
■渓流に沿って歩いていくと滝の音が聞こえてきました。 布引の滝のなかの 「雌滝(めんたき) 高さ:19m」 に到着 ■布引の滝 六甲山の麓を流れる生田川の中流(布引渓流)に位置し、上流から順に、雄滝(おんたき)、夫婦滝(めおとだき)、鼓滝(つつみだき)、雌滝(めんたき)からなる。和歌山県那智勝浦町の那智滝、栃木県日光市の華厳滝とともに三大神滝とされ、日本の滝百選に選ばれている。 (Wikipediaから転載) |
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■雌滝の右側に石積みの建造物があります。 |
■雌滝取水堰堤及び取水施設 建設年代:明治33年(1900年)3月竣工 練石積堰堤:堤高 7.7m、堤長 19.3m、堤頂幅 1.2m 練石積取水施設:51平方メートル(石積み階段含む) 円筒形塔屋に半球を載せた上屋:直径:3.3m
ここで取水された水は、現在でも取水施設から奥平野浄水場に導水されています。
(写真・出典:City of Kobe/神戸市水道局HPから転載) |
■目的の雄滝まであと250m |
■あと250mなんだけど・・・ずっと階段じゃないだろうね・・・ |
■階段を登っていくと「鼓滝」があります |
■耳を澄ましてみたが鼓の音は聞こえなかった |
■渓流に沿った階段・坂道を登っていきます |
■僕にとっては結構きつい坂道です ■ド、ドーっと滝の音が聞こえてきます |
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■滝は2段になっています 上段:雄滝(おんたき) 落差43m、滝壺の広さ430平方メートルと4つの滝の中で最大。滝の近くには5つの洞窟があり、龍宮城へ続いているという伝説が残っています。
下段:夫婦滝(めおとだき) 落差9m
■布引の滝という名前は、滝を落ちる水がまるで布を垂れるように見えることから命名されたとされています。平安時代から宮廷の貴族たちが和歌に詠み、伊勢物語や栄花物語でも紹介されてきました。滝の周囲に遊歩道が整備され、春の新緑や秋の紅葉シーズンには、散策にぴったり。遊歩道の途中には、平安時代の歌人在原業平らがこの滝を詠んだ36種の和歌の歌碑が建てられています。 (神戸観光ガイドから転載) ■布引滝の由来と龍宮伝説 昔々、布引滝の麓に白髪の翁と娘が住んでいました。 翁の勧めで毎日滝に打たれつづけた娘は、いつの間にか不思議な力を身につけ、龍神の姿となり妖怪を退治し、弁財天の姿となって困っている人々を助けました。 いつしか人々は、この娘を大龍王とか弁財天と呼んで信仰するようになりました。 滝修行を続ける娘を乙姫と名付け、滝壺を龍宮と呼ぶようになり、娘が滝に打たれるさまを白い布をまとう乙姫に見立て、この滝を布引の滝と呼ぶようになりました。
在原業平は、この龍宮伝説を知っていたので、滝の飛沫を龍宮の乙姫が首飾りから抜き取って撒き散らす真珠に見立てて「ぬきみだる人こそあるらし白玉のまもなくちるかそでの狭きに」との和歌を詠んだとのことです。 (神戸観光ガイドから転載) |
■マイナスイオンいっぱいの空気と木々の緑と青い空。 パワーをいっぱいもらいました。 でも、新神戸駅までの帰路でパワーを使い切ってしまいましたとさ。 |
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■この記事を作っていて知ったことなんだけど、「布引の滝・布引滝・布曳滝」って全国に21カ所あるそうだ。特に三重県内には5カ所もあるんだって。 滝の流れる様子をまるで布を垂らしたように見えることから名付けられたのだから、たくさんあってもしかるべきだねぇ。 |
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