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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.090 中之島緑道の彫刻探訪 〜淀屋橋から錦橋まで10体の彫刻〜 (2017.02)

 

前回は「御堂筋彫刻ストリート」を鑑賞してきました。記事を作りながら、「そういえば中之島にも幾つかの彫刻が置いてあったなぁ・・・」と思い、調べてみました。

全部で10体あるそうです。 「うーん・・・御堂筋の彫刻を記事にしておきながら、中之島を無視するわけにはいかないなぁ。」 ってことで、またまた彫刻、『中之島緑道の彫刻探訪」です。

大阪市制100周年記念事業の一環として、基本構想の1つ「水・緑・光計画」に基づいて、彫刻設置を主要素に整備された遊歩道の中之島緑道です。 「水・緑・光」をテーマに彫刻を公募(昭和63年)、234点の中から優秀作品10点を選び、(財)日本宝くじ協会が大阪市に寄贈する形で設置したものです(平成元年)。

 

※掲載している画像はクリックで拡大できます。

 

陽だまりに遊ぶ

作者:藤木康成(1952年〜) 滋賀県生まれ、京都在住の二紀会所属の彫刻家。

 

風標

作者:斉藤均(1948年〜) 神戸生まれ京都在住、ステンレスを使った幾何学的な彫刻を次々と発表している。

 

くもの椅子

作者:石田眞利(1963年〜) 多摩美術大学大学院彫刻科卒。

 

一対の座

作者:増田正和(1931年〜1992年) 兵庫県生まれ、1955年、京都市立美術大学西洋画科を卒業し石を使った巨大な座布団の彫刻で有名。

 

十魚架

作者:天野裕夫(1954年〜) 岐阜県生まれ、多摩美術大学大学院彫刻科修了、ユニークな作品が多く、1999年には第2回ユーモア陶彫展大賞を受賞。

 

広場−鳩のいる風景

作者:冨長敦也(1961年〜) 大阪市生まれ、1986年金沢美術工芸大学大学院修了。

 

日溜(ひだまり)

作者:河合隆三(1935年〜) 大阪生まれ、東京芸術大学彫刻科を卒業後、彫刻家としての道を歩み、石像を中心とした作品を数多く創作、石の彫刻では代表的な作家で前・大阪芸術大学彫刻科教授。

 

TWO RING〜空間の軌跡〜

作者:堀義幸(1958年〜) 名古屋市生まれ、1981年 名古屋造形芸術短期大学専攻科修了、現在 一宮女子短期大学専任講師、名古屋造形芸術大学特別講師

 

花の天女

作者:北田吉正(1956年〜2005年) 岩手県出身、巨大な石を使ってあどけない女の子をモチーフとした温かみのある作品を多数制作している彫刻家のようである。

 

雲の詩

作者:河原明(1949年〜) 東海大学教養学部芸術学科講師。

 

以上が 「中之島緑道の彫刻10<選」 ですが、他にもあります。

この日は寒風吹き抜けるとっても寒い日でした。手袋をしてシャッターを押しながら鑑賞してきましたが…春がきて暖かくなったら、もう一度ブラブラと散歩してみようと思っています。

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