←Back

〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.081 時計ツアー 〜 大阪ステーションシティ  (2016.07)

 

「大阪ステーションシティ」がグランドオープンしてから、はや5年が経った。

私は御堂筋線からJRの改札を行き来するのと、グランフロントでの「サントリー角ハイ」イベントに出向くために通り抜けたぐらいであった。

このたび楽酎会の夏イベントであるビアガーデンを検索していたら「ステーションシティ・太陽の広場のビアガーデン」が目にとまった。

太陽の広場って何?、何処?・・・と調べていくうちに、大阪ステーションシティには全部で8か所の広場や庭があることを知った。 「よーし、全部視察してこよう」ってことで大阪ステーションシティへ。 

 

大阪ステーションシティはJRの線路をはさんで、「NORTH GATE BUIL」と「SOUTH GATE BUIL」の2つのビルで構成されています。

それぞれのビルには次の広場や庭があるんです。

また、それぞれの場所には時計が設置してあります。

NORTH GATE BUILDING

@ アトリウム広場 (2F中央) 光時計

A カリヨン広場 (2F東側) カリヨン時計

B 和らぎの庭 (10F) 石の時計

C 風の広場 (11F) バラ時計

D 天空の農園 (14F) 日時計

E 時空(とき)の広場 (5F) 金時計・銀時計

SOUTH GATE BUILDING

F 太陽の広場 (15-17F) 太陽の時計

G 南ゲート広場 (1F) 水の時計

 

それでは行ってみましょう〜

 

NORTH GATE BUILDING

@ アトリウム広場 (2F中央)

北の新しい玄関口となる8層吹き抜けの風格と開放感のある空間。広場の正面には「光時計」を配置し、賑わいに満ちた空間になっています。

光時計

大阪駅の新しい北の玄関口にふさわしい荘厳さと、南北通路に誘うゲート性を兼ね備えた大空間には、壮大な空間に溶け込むシンプルかつシンボリックなデザインの時計を設置しています。

 

A カリヨン広場 (2F東側)

「カリヨン時計」をシンボルとして、まちの時、移り行くときを、お客様の目と耳に伝える演出をします。

「とき(四季)の色」にこだわった草花プランターは、可動式で、お客様の流れを組み込みながら、時の変化を演出します。

カリヨン時計

時を介して人が交流する「つながり」の広場には時空の象徴として視覚・聴覚の双方に訴えるモニュメント時計を設置しています。

 

B 和らぎの庭 (10F)

リニューアルテーマを「雲海の滴」とし、20162月に新しく生まれ変わりました。見上げる空から「滴」が落ち、「波紋」が広がりやがて大きな「波」となる様子を表現しています。

 石や砂の紋様で表現する波紋や、サツキの刈り込みで波を表す青海波など、小堀遠州や重森三玲の手法を取り入れ、日本の伝統美をコラージュした和モダンな庭園です。

しだれ梅やサルスベリ、モミジなど、日本の四季を感じる樹木があり、都会の中いながらも、ゆったりとした時間を過ごすことのできる憩いの空間です。

 

 

石の時計

日本伝統の美の手法を和モダンの「庭」として取り入れた癒しの空間には、四季折々の移ろい・悠久なる時の流れをさりげなく感じさせる石づくりの時計を設置しています。

 

C 風の広場 (11F)

10階からの上下回遊を愉しむことができる庭園として、和の表現と対照的な「自然美」を表現し、風にそよぎ、変化する庭園を演出します。

バラ時計やツルバラのふくいくとした香りや美しさや、風にそよぐモニュメントやパラソルが、お客様の心に躍動感をお伝えします。

水のせせらぎの音や、自然の風景の中に息づくナチュラルな草花が、お客様にひとときの休息を楽しんでいただけるような、五感の演出をします。

バラ時計

趣あるイングリッシュ・ガーデン風の庭園空間にふさわしく、彩り豊かなツルバラの花でおおわれた美しく演出された時計です。

。。。ここまではエレベータとエスカレータで上ってきたのですが・・・

 

長い階段です

まだ奥に階段が続きます

 

 

D 天空の農園 (14F)

都市の中で自然を実感し、天空の恵みを体感する空間として天空農園を展開します。

「なにわ特産品(伝統野菜)」などを取り入れた、季節ごとの営みによる「畑」の栽培から収穫までをお客様に実体験していただきます。

大阪産品である「大阪ぶどう(デラウェア)」や、アンズ・モモなどの果樹や、ゼラニウム・セージ・タイムなどのハーブに触れ合い、天空の恵みを味覚や香りで、体感していただきます。五感を通じて、体と心に居心地のよい空間を目指します。

11階の風の広場から、階段をお上りください。

日時計

都市の中で自然を実感し、憩いと潤いを与えるオアシス空間には、時の流れを自然と共にあるものとして、太陽の巡りで実感するための時計を設置しています。

次の目的場所「時空(とき)の広場」に向かいます。

 

長〜い、エスカレータです。

 

 

E 時空(とき)の広場 (5F)

可動式の植栽プランターなどで、空間を自由に変化させ、お客様に歓迎の四季の演出をします。

ドームのすきまから差し込む太陽の光や、時計のモニュメントが、電車の動きと交差しながら、時の変化をまち行くお客様にお伝えします。

 

金時計・銀時計

行き交う列車とドームを見渡す大パノラマ空間には、それぞれ「経済」と「文化」を象徴する金と銀のミーティングクロックを、利便性の高いシンボルモニュメントとして設置しています。

 

アトリウム広場が下に見えます

 

 

SOUTH GATE BUILDING

F 太陽の広場 (15-17F)

緑陰をつくることで、快適な空間を構成するスペイン風中庭(パティオ)の知恵を取り入れ、光と緑の中で、ほっと寛げるような空間を演出します。

15階のテラスは、アースカラーのプランターや、暖色の草花など、エネルギーを感じる色にこだわり、風にそよぐ果樹の香りを感じながら、リフレッシュしながらエネルギーチャージができるような、昼下がりのひとときを過ごしていただける空間演出を目指します。

大阪の街が一望できる17階のデッキは、風景となる緑を背景にして、ベンチプランターには、ナチュラルカラーの草花を配植し、ほのかに香る草花と風に囲まれて、喧騒から少し離れて、まちの眺望を楽しんでいただきます。

ビアガーデンの準備中でした

太陽の時計

ウッドデッキと樹木で彩る快適な憩いの空間は、空中に浮かぶ白壁のスペイン風中庭「パティオ」をイメージ。そのイメージを象徴すべく、金色に輝く太陽をモチーフにした時計です。

 

G 南ゲート広場 (1F)

南の顔として、季節によって葉の色が変化する低木や地被類、落葉の樹木や、四季の植替えを行う草花は、ゲートをくぐられるお客様に、季節変化を愉しんでいただけるような演出にします。お客様が思わず立ち止まりたくなるような、南の顔として、豊かな表情を添えています。

北側にくらべて、ずいぶん閑散としています。

水の時計

大阪駅の新しい南の玄関口には、絵画を思わせる額縁のしつらえに水の糸が時を刻む壁面時計を設置。時刻だけでなく、四季折々のモチーフを水で表現しています。

上から水滴を落として文字の形状にしているそうです。

見づらくてイマイチです。

 

所在地:大阪府大阪市北区梅田三丁目

開業日:201154

施設所有者:西日本旅客鉄道

施設管理者:西日本旅客鉄道

商業施設面積:134,000 u

延床面積:530,000 u

中核店舗:ルクア1100、大丸、ルクア

 

←Back No.080

Next No.082

 ←Back