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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.072 郡上鍾乳洞〜地底湖とコウモリと話の長いおばちゃん  (2013.06)

 

毎年 高齢 恒例の「ゆ会」…今年も下呂に集合となった。「また下呂かぁ〜遠いなぁ…ゆっくり安全運転で行こう〜」と郡上をのんびり走っていたら、郡上鍾乳洞の看板があった。

前回は「美山鍾乳洞(No.062)」で貸切だったが、この鍾乳洞もそうかな?と思いながら、車が一台もない広い駐車場に車をとめた。

 

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自宅を9時過ぎに出発。

名神吹田IC(名神高速道路)…一宮JCT(東海北陸自動車道)…郡上八幡IC(国道256)…金山…(国道41)…下呂/15:00集合

 

運転しながら写真を撮るのは難しい。

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途中「瓢ヶ岳PA」で休憩。

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前回、郡上に来たのは201010月でした。

あの時は「郡上八幡/No.061」と「美山鍾乳洞/No.062」を訪ねたので、今回は郡上八幡市内散策はパスして、「横谷峡の四つの滝」を目指した。

(横谷峡の四つの滝:下呂市の観光マップ・下呂ナビから見つけた、岐阜県下呂市金山町にある小さな?観光スポット)

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郡上八幡市街を抜け、のんびり走っていると「郡上鍾乳洞」の看板があった。

時間もあるし、ちょっと寄ってみるか…と駐車場に車を止めたが、駐車している車は無い。

 

前回は「美山鍾乳洞」で貸切だったが、この鍾乳洞もそうかな?と思いながら、駐車場向かいの鍾乳洞入り口に行った。

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駐車場向かいにある鍾乳洞入口

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入口には入場券売り場の小屋があり、無人であった。

困ったなぁ、今日は休業なのかなぁ。

隣の民家の台所でお昼ご飯を作っているおばさんに、「今日はお休み?」と聞いたら「気付かなかった、ごめん」〜入場料500円を渡し、長〜い説明を聞いた。

要約すると、

@中は約400mある。

A水深数メートルの地底湖がいくつもあり地下運河になっている。

B郡上鍾乳洞群の中では水量が豊富で、日本三大泉水の一つにも数えられている。

C入口の湧水はカルシウム豊富で美味しい。汲んで持ち帰る人も多い。

D出口は裏側にあるが、そのまま歩いてくると、ここに戻る。

E今朝、出口付近にコウモリが3匹ぶら下がっていた。可愛かった。

Fお気をつけて。

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中は暗めで冷気が漂っている

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貸切の鍾乳洞の中を一人で歩くって不気味です。ピチャ…ピチャ…と、水滴の音だけが…

 水たまり?地底湖?が多い

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DSC_0042-sようやく出口に来たが、ぶら下がっているコウモリ3匹は発見できなかった。

 

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入口に戻り、台所でお仕事中のおばさんに「ありがとうございました」と挨拶をしたら、「ちょっと待って、お茶飲んでって。ここの水で入れた美味しいお茶だから!」…ポットと茶菓子が用意してあった。

 

お茶を戴きながら、また長〜いお話である。

要約すると、

@そこの池に「梅花藻(バイカモ)」の花が咲いている。

A「梅花藻」は水温が一定で、きれいな水でないと育たない。

Bここの水で入れたお茶は甘露である。あんたもそう感じているに違いない。

C昨年、向かいの小川に蛍が大量に発生した。

 写真に撮ろうとしたが、うまく写らない。どうすればいいのか。

Dこの鍾乳洞は、昔は油石洞と呼ばれていた

E個人で運営している

Fその他いろいろ

 

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梅花藻

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話が長〜い、気さくなおばちゃんだった。 この間も来訪者は私一人であった。

 

データ

所在地: 岐阜県郡上市八幡町入間 (旧:郡上郡八幡町) 

交通:東海北陸自動車道「郡上八幡IC」出口の信号を左折し、「城南町」交差点から、

国道256号線に入り「和良町」方面へ、35分。 

駐車場: 有(30台)無料

開園時間: 夏休み期間中と 土日のみの 公開のようです。

AM900PM530公開。冬季閉鎖。

入園料: 大人500

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