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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.071 これが「たま電車」だ!〜わかやま電鉄貴志川線  (2013.03)

 

ある日「ふらっと散歩の更新が1年以上されていない」と言われた。

確かに201111月が最終となっている…もう15ヶ月間も放置状態かぁ〜これはなんとかせなあかん!と思い、寒さも緩みだした3月中旬、決行しました。 なるべく寒い外に出なくてすむ散歩・なるべく歩かなくてもよい散歩…熟考した結果が「たま電車」です。

 

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「たま電車」とは、和歌山市の和歌山駅から紀の川市の貴志駅までの14.3q(14)を結ぶ「わかやま電鉄貴志川線」を走る「猫の駅長」をモチーフにした車両です。

 

わかやま電鉄貴志川線はJR和歌山駅の東側にホームがあることは構内図で確認できたが、入り口が分からずウロウロ…。

JR駅員に聞いたところ「改札を入って端っこにホームがある。切符はそこで買え」ということなのでPitapaJRの改札を通った。(これが後から取り消し処理をするのに余計な手間となった)

 

改札を抜けると「わかやま電鉄貴志川線」の案内矢印があり、猫の足跡をたどるとホームに行けるそうである。

 

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運賃は片道360円、往復720円だが、1日乗車券は650

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ホームには電車が発車を待っている…しかし、「たま電車」じゃない!

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車内は閑散としている

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ガラガラ車内の吊広告に「チャレンジ250万人祈念 あと4回きっぷ」発売中!!

 

なんだろうと思って読んだら…

 

和歌山電鐵が2006(平成18)41日に運行を開始してから早7年ちかく、沿線両市からの運営補助対象期間の10(2015年度)もあと残り2年少々となっている。

 貴志川線は運賃収入部分について自主自立をするためには、利用者が年間250万人を必要とする路線であることから、地域の方々とともに様々な取り組みを行なってきたが、現在まだ約220万人の利用にとどまっている。

  2015年度が目の前に迫り、貴志川線の未来をつくる会の発案により「チャレンジ250万人 あと4回多く乗って永続させよう」とキャッチフレーズを2012(平成24)年8月に設定し、貴志川線運営委員会を中心として、現在7万人の沿線住民に利用促進を訴える活動を展開している。

  この活動をより広く告知するとともに、さらなる利用促進を呼びかけるため、下「チャレンジ250万人祈念 あと4回きっぷ」を発売する。

 

        ぜひ頑張ってほしいもんだ。

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途中の駅ですれ違いの「たま電車」、こちらの車両とは違い混んでる!

「帰りは絶対に、たま電車に乗ってやる!」と思った

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終点の貴志駅に到着

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駅舎は長らく開業以来の木造駅舎であったが、老朽化のため観光拠点としてふさわしいよう2010年に建て替えられた。猫の顔をモチーフとしたデザインで、和歌山県産の木材を多く用いた木造の駅舎に、伝統工法を用いた檜皮葺の屋根となっており、駅舎には「たまミュージアム貴志駅」という名前が付けられている。

…だそうだ。

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駅長さんが勤務されています。

  ニタマ駅長…だそうです。

 

駅長の勤務体制

○たま駅長:役員待遇により不定期業務

○ニタマ駅長:水・木曜日公休、以外は

伊太祈曽駅または貴志駅にて駅長業務

 

※日曜日は“たま駅長”がお休みですが、部下の“ニタマ伊太祈曽駅長兼貴志駅駅長代行”(三毛猫、雌2歳) が 出勤されます。

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「和歌山県で一番の有名人は誰?」と聞かれて必ず名前が挙がるのが、わかやま電鐵貴志駅に勤務している猫のたま駅長です。

 雌のたまちゃんは、元々貴志駅の売店・小山商店の愛猫でしたが、猫小屋を撤去せざるを得なくなり、駅舎に住まわせてくれと頼まれ、2007年に日本初の民間鉄道の駅長に就任することとなりました。彼女の主な仕事は客招きですが、駅構内にある駅長室でのんびり駅長勤務。時にはゴロンと一休みなんて姿も。この愛らしい姿を一目見ようと、国内はもちろん、台湾、中国、韓国からも多くのお客さんが訪れ、その人気ぶりは日を重ねるごとに増しています。 (ガイドより転載)

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たま駅長の経歴

生年月日 1999429日 性別 ♀(メス)

貴志駅生まれ貴志駅育ち

 

2007.01.05 日本初 民営鉄道会社猫の駅長 たま駅長就任

2008.01.05 スーパー駅長に昇格(課長職)

2008.10.28 和歌山県知事より、第 1 号和歌山県勲功爵(わかやまでナイト) の称号を拝受、たま卿となる

2009.01.03 執行役員に就任(両備グループ 50 社でも異例のスピード出世)

2011.01.05 常務執行役員 和歌山県国際観光客招き担当 に就任

2012.01.05 たま駅長に部下誕生 部下の「ニタマ」が、たま駅長の公休日の日曜日などに貴志駅長 代理を務めることになる

2013.01.05 数々の業績により社長代理に任命される

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和歌山行のたま電車が来ました

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周囲は中国人の団体です

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車内の壁紙は「たま」です

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ライトもブラインドも「たま」です

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吊広告も「たま」…

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シートも「たま」

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シートのクッションも「たま」

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貴志川線の一番の名物は駅長ですが、それだけではありません。両備グループの顧問デザイナー水戸岡鋭治氏により作られた、3種の楽しい車体は見逃せません。

  1つ目は20068月にリニューアルデザイン電車として登場した「いちご電車」。貴志駅周辺の特産品であるイチゴをモチーフに、白い車体に赤色をアクセントした電車はポスター、シートの模様など車内にもたくさんのイチゴを見つける事ができます。

  2つ目は電車内にガチャガチャマシーンやフィギュアが展示されている「おもちゃ電車」、そして3つ目は101匹のたま駅長が電車のボディーに描かれている「たま電車」です。いずれの車体とも愛らしく、電車に乗った子どもたちはもちろん、大人もキョロキョロせずにはいられません。

そんな電車に揺られ、旅の最後を締め括る最後の名物は、駅長と共に出迎えてくれる「たまミュージアム貴志駅」です。たまをモデルにした駅には駅長室、カフェ、ギャラリー、お社などがあり、たま尽くしの興味深い駅舎となっています。このように貴志川線は、自分の目で見て確かめたくなるアイディアや、誰もが“たま”げる工夫が随所に散りばめられている楽しい電車です。

(和歌山電鐵株式会社HPから転載)

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今回は、たまたま「たま電車」に乗ったが、あと「いちご電車」と「おもちゃ電車」があるそうだ。今度はどれにのろうかな?

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