〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜 No.070 鞍馬・貴船〜宇宙エネルギーのパワースポット (2011.11) |
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■紅葉の季節…紅葉狩りといえば「京都」、その中でも上位にランクされるのが「鞍馬・貴船」ですね。また、鞍馬をWebで検索するとパワースポットがセットになって出てきます。 今回は紅葉を観賞しつつ、パワースポットで自然のエネルギーを受けて御利益をいただいてこよう! ってことで、鞍馬から貴船を「ふらっと散歩」です。 |
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■鞍馬寺へのルートは出町柳から叡山電車に乗るのが一般的ですが、JR京都駅から出町柳へのアクセスが不便です。 今回は地下鉄京都駅から国際会館まで行き、そこから叡山電車・宝ヶ池まで歩きました。(住宅街を抜けて、約1kmぐらい) |
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■鞍馬方面へ向かう途中の見どころは何といっても、市原〜二ノ瀬駅間にある250mの「もみじのトンネル」 この「もみじのトンネル」を11月12日〜30日の期間ライトアップし、電車は車内灯を消して減速し、車窓から紅葉が満喫できるそうです。
■今回は昼間でしたが、この区間は減速走行してくれました。が・・・紅葉には少々早かったようで、木々はまだ緑色〜 でも、車内は写真を撮ろうと移動する人たちが大勢いました。 |
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■叡山電鉄鞍馬線の終着駅「鞍馬」。駅前に、天狗のオブジェがありました。
天狗は、古くから山岳信仰の中で、山に宿る精霊だと考えられています。 鞍馬以外にも、比叡、愛宕、飯綱、白峯、大峯、大山、彦山などの霊山には、天狗伝説があり、天狗も大天狗・小天狗など様々な階級に分かれているらしいのですが、ここ鞍馬の天狗は“僧正坊”と呼ばれ、全国の天狗の首領(ドン)なのだそうです。 |
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■駅からは「鞍馬寺」の仁王門が見えますが、これから貴船への山越えに備えて、まずは腹ごしらえです。
■参道にある土産物屋兼食堂で、天麩羅そばとバラ寿司・・・ビールは控えました。 |
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■満腹となり、出発!
■鞍馬寺 鞍馬寺は義経伝説/牛若丸で知られ、ご本尊は全宇宙を治める尊天とされています 今から650万年前に金星からこの地に神が降り立ったと言う伝説が伝わる不思議な雰囲気の有る寺です。 |
■鞍馬寺本殿金堂(本堂)の本尊は「尊天」であるとされています。(以下は、入山時にもらったパンフレットの記載です。)
尊天とは、「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」であり、 私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる宇宙生命・宇宙エネルギーであって、 そのはたらきは愛と光と力となって現れる。
愛を月輪の精霊―千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)、 光を太陽の精霊―毘沙門天王(びしゃもんてんのう)、 力を大地の霊王―護法魔王尊(ごほうまおうそん)のお姿であらわし、 この三身(さんじん)を一体として「尊天」と称するのである。
「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く」と祈り 「すべては尊天にてまします」とお唱えするのである。
鞍馬山の信仰は、尊天を信じ、ひとりひとりが尊天の世界に近づき、 ついには尊天と合一するために、自分の霊性にめざめ 自分に与えられた生命を輝かせながら、明るく正しく力強く生きてゆくことにある。
宗派にも人種にも国境にもこだわることなく、 ひとりひとりの真のめざめと、共に生かされている万物の調和を祈るのである。
(中略)
宗派にこだわらぬ鞍馬山だから寺の教えを押しつけはしない。 坐禅・念仏・唱題・祝詞・ヨガ・・・・各自の機根に応じ、 それぞれの信ずる方法で、自由に、尊天の霊気を受け、 一人でも多くの人が真実にめざめ力強く生きてくださればそれでよい。
縁あって鞍馬山を訪れた方々が、尊天の活力に包まれて、すがすがしく心洗われるひとときを過されるよう希(ねが)っている。(鞍馬山について…パンフレットから転載) |
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■仁王門 この門は、湛慶(たんけい 鎌倉時代に活躍した彫刻家、運慶の長男)作の仁王尊像をまつり、俗界から浄域への結界とされています。
ここで「愛山料:一般200円」…いわゆる拝観料?入山料?です。 |
■魔王の滝 牛若伝説によると、牛若丸に兵法の指南書「六韜(りくとう)三略」を授けた鬼一法眼は武術に秀でた陰陽師だったそうです。 その鬼一法眼が水垢離(みずごり)をした滝といわれています。
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■由岐神社 由岐大明神は御所にお祀りされておりましたが、天慶元年に都の大地震、天慶2年には平将門の乱(天慶の乱)と相次ぐ世情不安に、当時の朱雀天皇の詔により天慶3年(940年)の9月9日御所の北方にあたる鞍馬に地に天下泰平と万民幸福を祈念し御遷宮されたのであります。御遷宮の時、京の鴨川に生えていた葦で松明を造り道々には篝火を焚き神道具を先頭に行列の長さ10町(1Km)という国家的一大儀式により御勧請されたのであります。鞍馬の住民はこれに感激し、この儀式と由岐大明神の霊験を後生に伝え守ってきたのが火祭の起源であります。その後豊臣秀吉の信仰もあつく、慶長12年には豊臣秀頼によってご本殿と拝殿を再建いたし特にこの拝殿は中央に通路をとった割拝殿という珍しい拝殿で桃山時代の代表的建造物でもあり現在は国の重要文化財にも指定されております。 (由岐神社 公式HPより) |
■九十九折の参道を進むと、道は石段に変わります。息切れから一休み。
清少納言が「枕草子」の「近こうて遠きもの」の中に「くらまの九十九折といふ道」と記したのがこの道だそうです。
中門、寝殿、転法輪堂、などを経由しながら、さらに息をはずませながら登ると「本殿金堂」に到着。 |
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■本殿金堂 源義経(牛若丸)が幼少の頃を過ごした寺として、一般的には知られていますが、パワースポットの一つで、天のエネルギーが降臨するといわれている鞍馬寺正殿前の「六芒星」。この中心に立つと、エネルギーを感じることができるそうです。
中心に立ってみました。 エネルギーを感じるような、感じないような… きっと自然のエネルギーを受けて御利益をいただいたような気がしないでもないような… |
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■こちらは狛犬ならぬ「狛虎」 お祀っている「尊天(三身一体)」中の、太陽の精霊『毘沙門天』の使いが虎なので「狛虎」だそうです。
■休憩所で一服して、貴船に向かいます。 |
■木の根道 鞍馬山は、二億六千年前に海底火山の隆起によって出来た山とされ、地層が硬く地表に芽生えた杉の木の根は地面を這うように根を張るそうです。 その道を「木の根道」といい、本殿から奥の院魔王殿までには「木の根道」が何箇所かあり、鞍馬山の名所となっています。 ここで牛若丸が跳躍の練習をしたという言い伝えがあります。 五条大橋での弁慶との出会いや、壇ノ浦での八艘飛びに見られる義経のあの身軽さは、このあたりを走り回ったおかげなのでしょうね。 |
■魔王殿は太古より宇宙の力が満ち溢れ、その波動がご開山・鑑禎上人(がんていしょうにん)を初め多くの修行者を鞍馬山へと導き、宇宙の真理に目ざめさせたといわれています。 私もしばしの間、瞑想に耽ってみました。 |
■奥の院・魔王殿 650万年前、人類救済のため金星から地球の霊王として天降り、地上の創造と破壊を司る「護法魔王尊」が奉安されているそうです。 |
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■魔王殿から貴船へは急な下り坂が続きます。 うっそうとした杉林を抜けていくと、鞍馬寺の西門に出ました。 ■貴船川に架かる赤い橋を渡ると貴船神社が見えます。
■貴船神社 キフネとは、万物のエネルギー「気」の生ずる根元「気生根」であり、そのご神気に触れるだけで元気が蘇るそうです。 |
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■貴船神社は京都の水源地として、古くから水の神様として崇められてきました。本殿の近くにある神水は、美味しいだけでなく、水占いもできます。
本殿 流れ造り・銅板葺き 御創建の年代は不詳ですが、奥宮が元もとの鎮座地。天喜3年(1055)に奥宮より現在の場所に移築されたそうです。 現在の建物は平成17年のものだそうです。 |
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■貴船からは、バスで叡山電車・貴船口まで(歩くと15〜20分ぐらい)行き、終点・出町柳まで電車で帰りました。
バス停で案内している係員さんが… @今年の紅葉は遅い A現在、葉が赤くならず先端が茶色になっているので今年の紅葉はイマイチであろう …というような事を言っていました。 |
■パワースポットでの瞑想で宇宙からのエネルギーを得て、帰りは軽快に戻りました。 しかし、翌々日から足腰の痛み…パワー充填時間が短かったのか、宇宙パワーの持続時間が短いのか…今後の研究テーマである。 かなりハードなウオーキング?、トレッキング?、登山?・・・でした。 |
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