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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.062 美山鍾乳洞〜日本最大級の鍾乳洞?  (2010.10)

 

No.061「郡上八幡」の観光案内所で見たパンフレットに「日本最大級の鍾乳洞〜郡上・美山鍾乳洞」…えっ 日本最大級だって? ふんふん…ここから近いなぁ…チョッと寄っていこうかな。ということで郡上・美山鍾乳洞をふらっと散歩です。

 

日本最大級の鍾乳洞とはどういうことだ!?。誰が決めたんだ!?。秋芳洞と比べてどっちが大きいんだ!?・・・まあまあ落ち着いて、落ち着いて。

こちらの鍾乳洞は「立体迷路型と呼ばれる珍しいタテ穴式の鍾乳洞で日本最大級」らしいのです。〜まずは行ってみましょう〜

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郡上市街から約30分、「美山鍾乳洞」の案内表示に従い山の中に入っていくと、閑散とした駐車場と小さなレストハウス・・・チケット売り場で入場券(800円)を買います。

私:「静かなところですね、今日は特別にすいてるの?」

受付嬢:「たまに団体さんがあるけど…こんなもんかなぁ」

と言ってチケットの半券をちぎって渡してくれました。(最初からちぎるの???)

「入り口はあちらです」と言われた方に進むと長い下り坂・・・結構歩きます・・・誰もいません・・・静かです

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美山鍾乳洞

郡上市街地からひとつ峠を越えた美山地区あ り、日本で最大級の立体迷路型と呼ばれる世界でも珍しいタテ穴式の鍾乳洞です。

立体迷路型とは地下水が上から下へゆっくりと石灰岩層を溶かしてゆき、地中に段差をつけながら幾層にわたって洞窟が展開するもので、柔らかな曲線を描く壁面や鍾乳石は「胎内くぐり」の感があります。開発の際も人工の手を加えず郡上市の天然記念物の指定をうけています。

入場料:大人800円、小人400

洞内観光所要時間:40分

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この付近一帯は美山洞穴郡と呼ばれ、約25千万年前のペルム紀の海底で出来た石灰岩が多くあり、その中に数十の鍾乳洞が分布しています。

これらの洞穴から、現在では日本にいないナウマン象、ヘラ鹿、ヒョウ、大角鹿など住む所の違う動物の化石が一緒に発見され、さながら博物館といったところです。

数十万年前のこの地方はタイガとステップの境界のようなところでした。

鍾乳洞内は、一年中15℃〜16℃で夏涼しくて、冬暖かいです。(パンフより転載)

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中に入るとヒンヤリ〜

 誰もいません

 このあなぐらの中にいるのは僕だけ?

 静かです

 不気味です

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鍾乳洞内の写真って後から見ると、何を撮っているのか分かんないよね

 

洞内は出口に向かってアップダウンではなくアップ〜アップで、登山の状態が続きます。

足元に注意しながら頭上に気を配り・・・お年寄りには無理のある観光路です。

約30分で出口の明かりが見えてきました。

結局、本日は鍾乳洞を貸し切らせていただきました。すご〜く「リッチな気分!」

 

出口は山の頂上にあり、好天時にはここから御岳山が見えます(写真にも薄っすらと写っているのですが縮小すると判別不能)

 

(追記)

 ここから駐車場まで遠かった〜!

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美山鍾乳洞では一般観光洞の他に、照明の無い未開洞で、洞窟探検(ケービング)の体験が出来ます。

専用のヘルメット、スーツ、長靴でヘッドライトの明かりだけを頼りに、 地球が人知れず永い時をかけて作り上げた地底洞窟の神秘の世界を探検しませんか?

くねくねした狭い横穴をカニ歩きで進んだり、はいつくばって進んだり、手足はもちろんお尻、背中、それにルートを考えるための頭と全身を働かせてください。途中、コウモリとの突然の出会いや、微小な生物の観察など思いがけない出会いもあるかも・・・。(美山鍾乳洞HPより)

・オプショナルツアー:洞窟探検

・最少催行人数:2名より

・参加対象:中学生以上

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