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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.056 蒲田神社〜喪中の初詣?  (2010.01)

 

2010年の新年を迎えた。おそらく大阪での年越しは初めてのことであろう。

今までは年末に富山へ移動して三が日内に大阪へ戻っていた・・・本来は昨年に亡くなった母を偲び、元日に富山の墓前に参るのが普通であろうが・・・今回はごめんなさい。またそのうちお参りにいくからね。・・・ってことで、氏神様である淀川区東三国の蒲田神社にふらっと散歩(喪中なので初詣は避けて、散歩ということで訪問しました)

 

 

年末からお節作りにチャレンジしていた。元日の朝に三段重に詰め込もうとしたが入りきらない・・・もう一段増やそうかなぁ、でも四段はゲンが悪いよなぁ・・・うーん、このまま食べて、空き地ができたら追加していこう

ということで、二日間とも食っちゃ寝〜食っちゃ寝〜であった。

 

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入りきらなかったお節

 ・自家製 スモークサーモンの花造り

 ・自家製 牛蒡のチキン巻き

 ・自家製 アスパラのロースハム巻き

 ・自家製 ローストビーフ

 ・自家製 伊達巻

・自家製 かに爪のフライ

・村田さんからもらったトバ

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正月三日目、チョッと散歩でも行こうかな…地元の氏神様に参詣してこようかな…と思ったが、むかしむかし「神社においては喪中の民は不浄なるもので、境内に入るには鳥居をくぐるべからず」なんて事を聞いたような…

ってことは「初詣ではなく、たまたまふらっと訪れた」ということにして、神社裏の鳥居の横から入れば問題は生じないということだよなぁ

・・・んじゃ、ちょっと行ってくるか

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僕が住んでいるエリアの氏神様は地下鉄東三国の近くにある「蒲田神社」である。

 

蒲田神社の御祭神について   (蒲田神社の由来より)

宇賀御魂神(うがのみたまのかみ)

宇賀御魂神は伊勢の外宮の豊受大神、稲荷大神と異名同神で五穀をはじめ食物、衣服の元となる蚕、屋舟(建造物)など衣食住を司り守護される。

 

別雷神(わけいかづちのかみ)

別雷神は土地開発守護神でこの御名前と若雷神(わかいかづちのかみ)とも申し土地開拓と守護・火鎮(ほしづめ)の守護神と仰ぎまつる。

蒲田神社について       (蒲田神社の由来より)

「遠い遠い昔、摂津の国の蒲田の里に暮らしていた人々は、この地に二柱の神様をお迎えしてお祭りしました。土地を開きお守りくださる別雷大神と、生活の基盤となる衣食住をつかさどりお守りくださる宇賀御魂大神です。神様は里の人たちの心の支えとなり、その霊徳を仰ぎ感謝の祈りを捧げながら、日々の仕事に励みました。おかげさまで里は豊かで、代々守り伝えられてきたのでした。

別雷大神については、このようなお話も伝えられています。今から千年あまり前の藤原時代前期の頃です。京都の上賀茂神社のご祭神である別雷大神のご分霊をお乗せして播州へお渡りになる船がありました。ところがこの地を通りがかった時につむじ風にあい、この蒲田の杜で一時停まって風除けをされました。このようなご縁があって、当社にもお祭り申し上げることになったとのことです。」

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蒲田神社の千年樟

周囲は7〜8mもありそうな大きな幹です、

神社の表側にまわってみました

初詣の人たちが列を作っていました。

結構、人気のある神社なんだね。

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この翌日に知った話(神社庁ホームページより)

 

故人を悼み葬祭(そうさい)に専念するために、今日一般には、五十日祭(仏式では四十九日)が終わるまでは、神社の参拝を遠慮します。ただし、その期間は地方によって異なる場合もあります。

 

忌中と喪中について

親族が亡くなった時、身内の者は喪に服しますが、これについて定めたものが、服忌(服喪)制度で「忌」とは死の穢れを忌むことを、「服」とは喪に従い、亡き人への追悼の気持ちを表すことを言います。服忌は、親族の関係によりそれぞれの期間が定められています。官公庁においては、配偶者、父母の場合7日、子の場合5日と忌引期間を定めていますが各地域の慣習に従っているのが現状です。

神社本庁では、神職の服忌心得として忌の期間を父母・妻・子は10日間、7歳未満の子・祖父母・孫・兄弟姉妹については5日間としており、忌の期間は喪事のみに関わり、この期間が終了した時に祓を行うとあります。

氏子の方の服忌については、地域に慣例がある場合は言うまでもありませんが、一般的に神道では50日祭(仏式では49日)までが忌の期間で、一年祭(一周忌)までが服の期間と考えられています。このため忌の期間を過ぎれば、神祭りを再開しても差し支えないと言われています。 忌の期間中は、鳥居をくぐることを遠慮してもらうともいいます。しかし、やむを得ない場合、お祓いを受けて戴ければ良いでしょう。

 

う〜ん、知らなかったなぁ・・・それじゃ正面から入っても良かったし、鳥居をくぐっても良かったし、参拝の列に並んでも良かったし、ガランガランと鳴らしても良かったし・・・でした。

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