〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜 No.051 名古屋〜たまに食べたい味噌煮込みうどん (2009.01) |
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■名古屋名物「味噌煮込みうどん」・・・寒い季節になると無性に食べたくなってくる味噌煮込みうどん。最初は「なんじゃこれ! 二度と食うもんか!」と言ってた味噌煮込みうどん。名古屋にいたら昼食は月に一度ぐらいは味噌煮込みうどん・・・ 今回は親戚への用事で名古屋行き〜「よっしゃ!、味噌煮込みうどんを食べよーっと」ってことで名古屋でふらっと散歩 |
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■今回は所用で名古屋へ・・・駅を出てびっくり!。でかいビルが建っています。見慣れた「大名古屋ビルヂング」は変わりなさそうですが、トヨタの本社ビル・ミッドランドスクエア・モード学園スパイラルタワーズ・・・風景がガラっと変わっています。 何年ぶりに名古屋を歩くんだろうと考えながら、まずは要件を済ませるために名古屋駅から名駅通を山王方面へ。徒歩で約1km南の目的地に歩き出しました。 |
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■名古屋で有名な「ななちゃん」も健在です。
◇ちょっと雑学 ・生年月日…S48.4.28 ・体重…600kg ・バスト…2m07cm ・ウエスト…1m80cm ・ヒップ…2m15cm ・素材…FRP硬質塩ビ樹脂 ・製造…スイス(シュレッピー社)
昭和47年にヤングを対象として名鉄百貨店セブン館(現ヤング館)がオープン。昭和48年、一周年を記念して何かシンボルになるものを作ろうと、いろいろな案を出し合いました。そして、百貨店と切っても切れない関係のものはないかと探しているときに東京で行われたマネキンの展示会でインパクトのある大きな人形を見つけそれをマスコットにすることにしました。 |
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名前は一般公募し、セブンをもじった親しみやすい名前『ナナちゃん』に決定、こうしてヤング館の前にナナちゃんが誕生しました。以来名古屋駅前の顔として愛され、待ち合わせの場所などに利用されています。(名鉄百貨店より) |
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■所用を済ませ、いよいよ味噌煮込みうどんです。 どこで食べようかなぁ・・・と思いながら、強く冷たいビル風に向かって、名古屋駅に戻りました。
■JR名古屋駅ビルのJRセントラルタワーズって真下から見上げるとデカイ!。そして綺麗なスタイルのビルです。 ・地上51階(オフィスタワー) 245m |
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・・・ところで味噌煮込みはまだか?
そうでした、今回は「味噌煮込みうどん」がテーマでした。
■セントラルタワーズの一階にある案内板から味噌煮込みうどんを探しました。ありました、ありました。タワーズプラザ13階のレストラン街に「山本屋」・・・エレベータに乗って13階へ行こうとしましたが、12階止まり。一旦降りてエスカレータで13階へ……混んでいます、各お店は待ち行列です。世の中ホントに不景気なのかなぁ。 |
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■この「山本屋」はこちらの「山本屋総本家」というのと「山本屋本店」というのがあり、昔なにがあったのだか知りませんが、ライバル関係にあるようです。
■待ち時間は約10分で入店。 玉子煮込みと生ビールを注文。お茶と太い割り箸と紙エプロンに続き、生ビールが出てきましたが・・・チッチャ!、グラスビールだぎゃぁ。ちなみにお値段は「玉子煮込みうどん 1,060円」「生ビール525円」…でえりゃぁ高いがね〜。 |
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■味噌煮込みうどんの食べ方は、ふたを取り皿がわりにして頂くとのことです。 味噌煮込みうどんはふたをしないで煮込むため、ふたに空気の穴がないので取り皿として使えるのでしょうが・・・それならば何故ふたがいるのだろう???。
■紙エプロンを着け、ふたを取るとグツグツと煮立ったうどん。 思わず「どえりゃー熱いがねぇー」 〜早速にいただきまぁーす。 |
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■地元では味噌煮込みうどんと白飯を一緒に食べます。ふたの取り皿にご飯を入れ、半熟玉子とうどんのつゆをかけて頂きます。
この習慣は、テレビドラマ『名古屋嫁入り物語』で、植木等演ずる主人公が、東京で味噌煮込みうどんを供するうどん屋において、 「おおいっ! リャイスがにゃーじゃにゃーきゃ!」(名古屋弁で「ライスがないじゃないか!」)と店員に怒鳴るシーンで、一躍全国的に知れ渡ることとなったそうです。 |
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■今や名古屋の味の知名度ベスト3にランキングされる味噌煮込みうどんはそもそも、尾張地方の郷土料理がルーツとされています。野菜やうどんをみそ汁に入れて煮込んだもので、その名もズバリ「ごった煮」。入れるうどんはゆでたものでなく、生の状態から煮込むのが特徴で、そのため粉と水だけを使って固めに仕上げ、さらに太めに切るなど、普通のうどんに比べてかなり頑丈に仕上がっています。 そして味の決め手はやはり、名古屋の食文化を支える味噌ですね。これをカツオなどからとったダシをベースにした澄んだ汁に加えるのですが、味の秘訣は2種類の味噌をバランス良く調合しているところにあるそうです。3年間天然熟成した岡崎特産の八丁味噌に加え、名古屋産の白味噌を合わせており、その割合は創業以来受け継ぐ秘伝中の秘伝。(…って言うけど、そんなに難しくなさそうですが…) 味噌のおかげで見た目は真っ茶色に近いが、食べてみると色ほど辛くなく渋みがほんのり、八丁味噌の辛さと白味噌の甘さが程良い加減で食欲をそそりますねぇ。 |
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