〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜 No.048 和歌山〜TVチャンピオン優勝のラーメン |
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■時たま無性にラーメンを食べたくなる時ってありませんか? 特に夜遅くにインスタントではないラーメンを食べたくなる時ってありませんか? 酒を飲んだ帰りになぜかラーメンを食べたくなる時ってありませんか? ・・・という事で、日本一旨いラーメンと云われた和歌山ラーメン「井出商店」へ行ってみよう |
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■せっかく和歌山に行くんだったら、周辺観光を・・・ まずは「和歌山マリーナシティ」の「ポルトヨーロッパ」へ行きました。 入場券は大人1,400円、アトラクション乗り放題付入場券は3,500円。アトラクションは子供向けのようだ。・・・ってことで安い方を選択。 |
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■園内は閑散状態です。「こんなんで、やっていけるのかなぁ〜」と思いながらも、のんびり歩けました。
(正直なところ、なんでこれで1,400円も取るんだ! と思っています・・・今でも) |
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■ポルトヨーロッパは中世のヨーロッパをイメージしたテーマパークだそうですが・・・ 「スペイン村とかオランダ村とかは分かるけど、ここはヨーロッパの何処やねん!!」
■ぐるっと一回りした後は、隣の「黒潮市場」へ。 ここも、たまたま時間帯が悪いのか、閑散としている。「ほんまに大丈夫かいな?」 |
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■さて、和歌山と言えば「和歌山城」。 入場料350円を払って天守閣に登りました。
■ちょっと雑学 八代将軍「吉宗のふるさと和歌山市」の中心、こんもりと緑茂る虎伏山に和歌山城天守閣がそびえ、天守閣に登れば和歌山市街が見渡せます。 和歌山城は、天正13年(1585)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。その築城を担当したのが築城の名人藤堂高虎でした。 まず、秀長の城代として桑山重晴が入り、慶長5年(1600)には,関ヶ原の戦いで功をた |
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てた浅野幸長が入城。そして元和5年(1619)には徳川家康の第10子頼宣が入城し、紀州55万5千石の居城となり、以来、尾張・水戸と並び徳川御三家のひとつとして長い歴史を刻んできました。(Wakayama City/和歌山市広報より) |
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童謡「まりと殿様」
(1番) てんてんてんまり てんてまり てんてんまりの 手がそれて どこからどこまでとんでった かききねをこえて屋根こえて おもてのとおりにとんでった とんでった
(2番) おもての行列 なんじゃいな 紀州の殿様 お国入り きんもんさきばこ 共ぞろい おかごのそばには ひげやっこ やりをふりふり やっこらさの やっこらさ
(3番) てんてん手まりは てんころり はずんでおかごの 屋根の上 もしもし紀州の お殿さま あなたのお国の みかん山 わたしに見させて くださいな くださいな
(4番) おかごはゆきます 東海道 東海道は 松並木 とまりとまりで 日がくれて 一年たっても もどりゃせぬ 三年たっても もどりゃせぬ もどりゃせぬ
(5番) てんてんてまりは 殿様に だかれてはるばる 旅をして 紀州はよい国 日の光 山のみかんに なったげな 赤いみかんに なったげな なったげな |
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■今回のメインテーマ、ご当地ラーメンの雄「和歌山ラーメン」の超人気店である「井出商店」はJR和歌山駅から約500mほど離れた田中町4丁目にあります。
■店の外観は・・・←ごらんのとおり。 店内は狭くテーブルと周囲のカウンターは満席でしたが、客の回転が速く、待ち時間もなく座ることができました。
■メニューは・・・↓ごらんのとおり。 |
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■ちょっと雑学 和歌山、特に中心となる和歌山市でラーメンが食されていたのは戦前からだと言われており、古くから屋台のラーメン屋が多数軒を連ねた。これは和歌山が湯浅などの醤油産地に近いため県民が醤油の味に慣れ親しんでおり、また隣県などからスープの材料となる豚骨や鶏がら、魚介類などを仕入れやすかったためであるとされる。 この「和歌山ラーメン」という呼び方が使われるようになったのは1990年代後半からで、東京に出店した「まっち棒」が初めて和歌山ラーメンという名称を用いたのが始まりである。そして1998年元日に放映されたTVチャンピオン「日本一うまいラーメン決定戦」において全国の並み居る強豪店を押さえて和歌山市の井出商店が優勝、更に新横浜ラーメン博物館に臨時出店し、1日平均893杯を売り上げて大成功を収めたことで、首都圏を中心にして人気に火が付いた。(フリー百科事典Wikipediaより) |
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■テーブルやカウンターには、早寿司(鯖の押し寿司)や、巻き寿司、ゆで玉子が置かれており、ラーメンを注文してから出されるまでの間に、それらを食べる独特な習慣があるそうです。 ・・・そうそう、和歌山では「ラーメン」はインスタントのものを云い、店で食べるのは「中華そば」と云うらしいよ。 |
■ちょっと雑学 和歌山ラーメンには大きく分けて2つの系統がある。 @醤油ベースの豚骨醤油味(俗に「車庫前系」) 醤油味をベースにした豚骨醤油味である。製法は豚骨を鍋一杯の醤油で炊き込み、十分に味が染みこんだ所で豚骨を取り出す。そしてこの豚骨を炊き込んでスープを作る。この際に鰹節や香味野菜、鶏ガラなどを合わせる店もある。また、チャーシューも醤油で煮込み、この煮汁をスープに合わせる店もある。味は見た目に対してすっきりしており、醤油のコクと香りが引き立つ。本家は「丸高」という店で、地元にはのれん分けの店舗も含め、大半の中華そば専門店がこのスタイルである。故に地元の者らが和歌山の中華そばといえば、この味を連想する者が多い。 A豚骨ベースの豚骨醤油味(俗に「井出系」) 前者に対するのが、豚骨味をベースにした豚骨醤油味である。製法は豚骨をゼラチン質が溶け込むぐらいまで煮込み、ドロドロに乳化したスープに醤油を合わせて味を調節していくというものである。味は前者に対して濃厚だが、決して脂臭くなく、豚骨の旨味が醤油とマッチする。この製法は、前者の中華そばを作る際に寸胴の火を消し忘れて、煮詰めてすぎたことによって偶然生まれたものであり、前者の派生的なものである。このスタイルが全国的に有名な「井出商店」の製法である。 しかし、あくまでもこの系統は地元では少数派であり、前者に対して圧倒的に少ない。故に和歌山ラーメン=井出商店のようなスープという図式は大きな誤りであり、世間の認識と地元の認識に大きなズレを生む元にもなっている。(フリー百科事典Wikipediaより) |
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■店舗で出される中華そばの量は少なめに設定されている。これは、客が中華そばと同時に「早寿司」を食べることを前提にしているからである。早寿司とは早なれのことで、早なれとは紀州名物の腐り鮨「なれずし」を十分に発酵させていない状態の鯖寿司のことである。ラーメンと一緒に寿司を食べる地域は全国的にも類を見ない。なお、このような習慣が生まれた理由は、元々関西では定着している、うどんと同時に寿司を食べる習慣が派生したものとみられる (フリー百科事典Wikipediaより) |
■今回の総括 スープは二系統ある。ラーメンと寿司がセットものである。店で食べるのは中華そばと云う。餃子や炒飯は無い。勘定は自己申告が一般的。水はセルフが普通。チャーシュー麺は特製中華そばと云う。・・・などと独特な文化であることを体験しました。 えっ!味はどうだったかって?・・・う〜ん・・・人それぞれに好みがあるので一概には言えませんねぇ。 |
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