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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.014 小豆島()〜二十四の瞳映画村・マルキン醤油・オリーブ公園・寒霞渓

(2005.11)

 

小豆島一周の旅「その2」は二十四の瞳映画村からスタートです。

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ちょっと雑学

〜懐かしい時が流れる場所へ。

あの名画の世界がここにある〜

 

小豆島町田浦地区よりさらに600m南、瀬戸内海を見渡す海岸沿い約1万uの敷地に大正・昭和初期の小さな村が出現した。これは、映画「二十四の瞳」(監督:朝間義隆、主演:田中裕子)のロケ用オープンセットを改築したもので、あの名場面がここで撮影された。本物そっくりの分教場、男先生の家、漁師の家、茶屋、土産物屋・・・。また、壺井栄文学館では、生前壺井栄が愛用していた調度品や各作品の生原稿などを展示しており、映画館「松竹座」では、「二十四の瞳」を常時上映してる。

(二十四の瞳映画村HPより)

入場料は岬の分教場との共通券で750円であった。

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ちょっと雑学

「二十四の瞳」の舞台となった田浦分校。明治35年(1902)8月田浦尋常小学校として建築された切妻瓦葺平屋建校舎で2教室と教員住宅を含んでいた。その後、明治43年から苗羽小学校田浦分校として使用され、昭和46年(1971)3月閉鎖された。教室には当時のままの机やオルガン、子どもたちの作品などが残っており、椅子に腰掛けて目をつむるとありし日の想いでがよみがえってくる・・・ような気がする。

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マルキン醤油記念館

讃岐三白といわれる「小麦・塩・砂糖」のうち、小豆島は小麦と塩に恵まれた島であった。良質な原材料と温暖な気候に恵まれた環境はしょうゆ造りに最適である。文禄年間の頃にしょうゆ造りが伝えられ、以後「島しょうゆ」と呼ばれている。

「マルキン醤油記念館」は創業80周年を記念して、大正初期に建てられた工場のひとつを資料館として改装、公開した。諸味からしょうゆを搾り出す圧搾工場だったこの建物は、合掌造りとしては最大規模を誇るもので、1996年に国の有形文化財に登録された。
記念館にはしょうゆの製造工程のパネルや、しょうゆ造りのために先人達が工夫を凝らしたさまざまな道具類を展示している。

 

小豆島にはたくさんの珍しいソフトクリームがあるが、その元祖である「しょうゆソフトクリーム」を、ここで販売している。

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醤油ソフト・・・マルキン醤油記念館の入場料は210円であった。お土産のミニ醤油と醤油ソフト50円割引券を貰ったので、食してみた。(醤油ソフトクリーム:250円)

味は結構うまい。醤油の香りとクリームの香り・甘さ・・・キャラメルの味に感じた。

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小豆島オリーブ公園

小豆島のオリーブ栽培が始まったのは、1908年4月22日のこと。 香川、三重、鹿児島の3県に植えられたオリーブのうち小豆島に植えられたオリーブだけが根づき、以来、小豆島は「日本のオリーブ栽培発祥の地」として知られるようになった。
 香川県ではこの時、小豆郡内海町(現 小豆島町)西村にオリーブ試験地を創設、119アールの土地に519本の苗木が植栽された。3年後には7kgの実が収穫され、明治44年3月現在で、507本が根づいたと報告されている。

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寒霞渓(かんかけい)

 

1600万年前をピークとした火山活動、地殻変動又、1300万年前の火山活動、その後主に第3期の火山活動により角礫を含んだ疑灰岩が堆積し、浸食作用により、現在の景勝地寒霞渓が生まれる。

 

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ちょっと雑学

今からおよそ2000万年前、現在の名古屋付近から三重県津市、奈良・大阪・小豆島を経て広島県東部を日本海に抜ける海が広がっていた。この海は現在の瀬戸内海の前進といわれ、古瀬戸内海と呼ばれてる。この海が引いた後、小豆島周辺に激しい地殻変動と火山活動があり、その時期がおよそ1500〜1300万年とも、もっと新しく100万年前ともいわれているが、遊歩道周辺の奇岩・奇峰群はこの火山活動によって降り積もった角礎擬似岩が、長い年月の風雨によって浸食され出来上がったものである。 (寒霞渓HPより)

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帰路は往路と同じく福田港から姫路港までフェリーの旅である。

 

夕暮れの瀬戸内海・・・とっても綺麗だった。

 

 ♪〜 瀬戸は日暮れて夕波小波〜 

 

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