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〜〜〜 くらさんのふらっと散歩 〜〜〜

No.033 総持寺〜曹洞宗大本山だったお寺に参拝 (2005.10)

 

総持寺・・・阪急京都線? いやいや、そうじゃなくってお寺の話です。 実は「総持寺」って全国津々浦々にあるらしいのです。 その総本山であったお寺が能登の門前町にあるのです。

えっ?、「総本山だった」ってどういう事かって?・・・ちゃんと説明するからね。 

という事で今回は能登半島にある総持寺(石川県輪島市門前町)へ

 

能登半島には、よく釣りに出かけていました。 門前にある総持寺の前もよく通過していました。

「総持寺は曹洞宗の総本山」ということも知っていましたが、・・・「総本山だった」というのは知りませんでした。

 

お寺の前にある駐車場に車をとめて、参道を歩いていくと、大きな山門が見えてきます。

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ちょっと雑学

総持寺祖院は、1321年(元亨元)年に開山し、曹洞宗大本山として一時は北陸・東北を中心に全国1万6千の末寺を抱えていましたが、1898(明治31)の大火で多くの建物が焼失してしまいました。その後の貫主において、焼失した伽藍の復興のみでなく、より教義を広めることを目的として、総本山を首都東京に近い横浜市鶴見区に移しました。ここに残る旧大本山は祖院として復興しました。

 

これが、「総本山だった」っていう理由でした。

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境内には人の気配もなく静寂さが保たれ、心静かな「禅」の風景に満たされていました。

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総持寺祖院の隣にあった蕎麦屋「手仕事屋」で蕎麦を食べました。 挽きたて・打ちたて・茹でたての三拍子そろった、おいし〜い蕎麦でした。(豆腐も有名らしく、大豆の甘味がしっかりしたコクのある豆腐でした)

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この総持寺祖院は、20073月の能登半島地震で、境内の建物約30棟すべてが損傷してしまいました。最も古い白山殿(江戸前期)が地震で倒壊寸前となるなど、約42億円の修復費が見込まれるほど大きなダメージを受けました。 そして同年の夏、国が現地調査し、18棟の有形文化財登録が決まりました。 同寺は今後、全国からの義援金や托鉢(たくはつ)で資金を集め、15年以上かけて修復する計画だそうです。 頑張れ〜!

 

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